「中国で知ってる都市を言ってみて!」と聞かれれば、まず頭に浮かんでくるのが上海という方も多いのではないでしょうか?
上海蟹、上海ハニー、銀座にある高級中華のジョーズシャンハイニューヨークなど、食べ物・歌・ストランの名前にも使われています。
今回は中国の観光を語るうえで欠かせない都市“上海”について、詳しく紹介していきたいと思います。
上海ってどんな街?
上海は中国の東側に位置する沿海部都市の中で、最も規模が大きい都市です。面積だけでなく、人口密度・経済・娯楽のいずれも最先端にある大都会です。
昔はよく栄えた中国の玄関口として、西洋文化が入植し、「外灘(バンド)」という西洋のあらゆる資本が集う東アジア一の金融街兼高級住宅地が形成されていました。上海はこの外灘と呼ばれる旧市街の区域と、黄浦江という川を挟んで対岸にある浦東、SF映画に出てくるような超高層ビルが林立する区域の二つから構成されています。
上海の見どころ
東京と同じく、世界有数のグローバル都市である上海には新しい物がよく集まります。訪れる度に 新しい物やサービスを見つけられるのが上海の大きな特徴。
昔とくらべ街も国際色豊かになり、中国風のものに近未来風のものや、異国風情が入れ混じって、自分がどこにいるか見失ってしまう程コロコロと顔を変える街並みこそが上海の魅力と言えます。
中国・上海で人気の観光スポット
外灘(エリア)

旧市街にあたる外灘の美しいモダン建築群は時代そのままの姿で保存されていて、高級デパートやレストランなどの商業施設に生まれ変わりました。
昼前から出かけて風情のある街並みと少し贅沢なランチを楽しみ、また夕方以降のライトアップを鑑賞するコースがオススメです。
ライトアップは黄浦江両岸で行われるので、両サイドで写真撮りたい方は下の「十六铺码头」という船乗り場が販売している1時間のナイトクルーズ当日券を利用するとゆったり写真撮りながら対岸に渡れます。金額は100〜150元ほどで購入できます。

クルーズに乗れなかった方は住民の方々が日常的に使っている渡し船の切符を買いましょう。金額はわずか2元、ローカルな気持ちで渡る黄浦江も楽しい体験になると思います。
上海ワールドフィナンシャルセンター

浦東エリアにある、上海で二番目に高い建物です。超高層ビルには展望台がつきものですが、こちらの上海ワールドフィナンシャルセンターの展望台はなんと100階にあります!
4階にもう一つの展望台もありますが、行かれる方には圧倒的に100階をオススメします。

というのも100階の展望台はこのように屋根を除く全ての面がガラス張りになっていて、あらゆるアングルから上海の街を一望できるからです。

公式情報によると、100階の展望台の料金設定がやや高い180元になっていますが、97階で定期開催されている企画展の入場料も含まれているので、十分な価値があると思います。
田子坊

元々はこの地域にある複数の集合住宅を芸術家が購入し、自宅兼アトリエ用にイノベーション改築したところ続々と芸術家仲間が集まって、アトリエが密集する地として田子坊は注目を浴びるようになりました。
現在は様々なカフェや雑貨屋、専門店が出店し、芸術を愛するユニークな雰囲気を残しつつ、一般向けに開発されて、インスタ映えの人気スポットになっています。

こちらは世界に一本、自分だけのオリジナル口紅が作れるお店です♡
お値段は物によって変動しますが、150元〜で作れます。
七宝老街
運河に浮かぶ一千年前にできた街、“七宝老街 ”。
上海にはこのような古い中国建築様式を保存し、観光地化させた小さな街が他にもありますが、七宝老街は上海市内からアクセスがよく、夜市のように屋台フードが軒を連ねています。
写真を撮りつつ、食べ歩きしたい人にはもってこいの場所ですね。
徐家匯天主堂

中は真っ白な壁に巨大なステンドグラスが何面も貼られており、威厳に溢れた圧巻の光景。
土日のミサは観光客にも開放していて、賛美歌を聞くことができます。教会の敷地内に小さな公園があるので、都会の喧騒に疲れて一休みしたい時はぜひ訪れてみてください。
上海ディズニー以外にも魅力がいっぱい❤観光を思いっきり楽しもう
上海と言えばディズニーランドのイメージが強いかもしれませんが、今回は日本人にとってのメジャースポットと少し違うチョイスも入れてみました。
ゆったり上海旅のお役に立てればと思います♪チャイタビのちょっとだけニッチな旅情報、次回もお楽しみに♪
上海は小雨がよく降るので、お出掛けの際は折り畳み傘を持っておくといいでしょう。